Tokai Cat's Eyes CE1200M

1977年製

表板:スプルース単板
裏板:マホガニー単板
側板:マホガニー単板
指板:黒檀

70年代から80年代にかけて
質の良いギターを作っていたことで定評のあるTokai
Gibsonコピーのエレキギターが有名ですが
Martin社と提携したアコギでも有名です
そのD-18をモディファイしたCE1200Mです


外見はびっくりするくらいきれい
TOPに小さな打痕が居つくかあるくらいでピカピカです
一見D-18?と思いますが違いがいくつか…


良質の材を惜しげもなく使った感じです
それでいてヘッドとポジションマーク以外は飾りっけなし
好みだなあ、こういうの
音はマホガニーの明るさが強調されてる感じ
柔らかさを感じる本家とはちょっと違います


Gibson J-45以上にそっけない裏側
マホガニーの2ピースバックは傷もなくきれいです
使われているのは良質の材のようです


飾りのない外見ですがヘッドにはトーチインレイ
Martin社のモノよりシンプルな感じです
D-18には似合わない、でも活字体のCAT'S EYESよりは良いかな?
ペグはクロームのグローバー


そしてもう一つの特徴が指版のスノウフレイク
ビンテージを意識したデザインですね


あれ?D-18にはボリュートは無かったはずですが…
まあオリジナリティって事でしょうか
グローバーはメッキの劣化もなくきれいです


カタログには最高級と謳われたスプルース
全然焼けていません
しまい込まれていたのでしょうか?